【考察】Summer Pockets【鏡子と瞳・時の編み人・アルカテイル】 9/2版

【サマポケ考察】

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 なかなか忙しく時間がほとんどとれなかったのだがうまく土日を使ってkey最新作『Summer Pockets』をクリアした。まさしく神ゲーで今までやってきたゲームの中で一番良かったまである。涙なしには語れない最高の作品だった。keyありがとう。布教頑張るからアニメ化本当にお願いします。アニメ化決まったらkey本社の方面に五体投地しますね。

さて、感想はめちゃんこあるから語りたいのだが、それは鍵っ子の友人と語るとして、このゲームで疑問に思ったこととその考察・推測をまとめておきたい。

 

(注意)この記事はこの作品の思い出をしまうポケットとして書くので、推測・妄想が入るかもですがご容赦を。意見あったらぜひ頂ければ幸いです。

ここから下ネタバレ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

更新履歴

 

8/20:時の編み人について、しろはルートでしろはが溺れてるシーンの解釈を書き直した。また、わかりやすくするため、いくつか文章を書き換えた。

8/28:微訂正中。

8/31:七海の名前の由来や絵本の内容を少し訂正。

9/2:微修正。色々考えたが、FDや続編、2次創作が捗るように曖昧にされているという感がある。ボリュームが過去作品と比べると控えめなのも、普段ノベルゲーだったり恋愛アドベンチャーをしない忙しい層まで狙った結果かもしれない。熟年の鍵っ子には物足りないように感じたかもしれないが、KEY20周年で、「これから」を考えたとき、この選択は新しい層を取り込めるという点で必ずしも誤りとは言えないように感じる。

 

サマポケの謎

サマポケで主に考察すべき登場人物は二人である。一人目が鳴瀬瞳。物語の上で謎の失踪を遂げ、あまり描写されなかった、しろはの母親である。二人目が岬鏡子。途中まではただの親戚であったが、物語を進めていくにつれ、謎が深まる、加藤家の一員である。そして気になる言葉が、「時の編み人」「アルカテイル」である。これらに着目しながらも、ほかに考察すべきと感じたこともまとめていく。

七影蝶について

蒼ルートやグランドルートでの七影蝶をみて、その特徴をまとめるとこうなる。

  • 人の後悔などの記憶を抱える蝶。触ったらその記憶を追体験できる。追体験はやがて記憶のオーバーフローを引き起こす。
  • 『記憶の還る場所』のうちの一つ、鳥白島に昔から集まってくる
  • 多くの七影蝶は、空門家が儀式で使う、灯籠に近づいてくる
  • 基本夜行性
  • 見える人と見えない人がいるが、どちらにも基本危険(藍は見えなかったが、七影蝶に触れたために記憶のオーバーフローを起こし植物状態になったと考えられる。蒼は前者だったが同様)
  • 知り合い、友人などの七影蝶なら安全
  • 現世と少しずれた場所、ずれた時間にある、常世との境目である橘、「空門の御神木」と深くかかわっている。夏の、御神木が花を咲かせている期間のみ集められるし、触ることができる(ちなみに、橘の花言葉は「追憶」である。まさしくノスタルジーを題材にしたサマポケに合う)
  • 少なくともしろはと七海には話しかけることができる(自由な会話はできない。例えばしろはの場合、夢の中で話しかけられた)
  • 少なくとも、しろはに心を過去に戻す力を与えている(おそらく瞳にも)(羽未にも?)
  • 人体を構成することも可能(うみ、七海)(鴎は?)(紬も?)
  • 時間も越えられる(うみ、七海)
  • 他人を救おうとする七影蝶も存在(蒼ルートの藍の七影蝶や、しろはルートの堀田ちゃんの母の七影蝶など)
  • 七影蝶を見える人が、ある人を拒絶している場合、その人の七影蝶が見えないこともある(蒼は藍を拒絶していたため見えなかった)

 

鳴瀬家の能力

鳴瀬家、というより鳴瀬一家の女性には「辛い思いをして、過去に縛られ過去を切望したとき、心だけ過去に戻せる」能力をもつ。これは未来を見るというわけではない。「未来が見える」ならその未来を変化させることができるが、心が未来から過去に向かうというのは、まず「未来の事象」が確定してから「過去の自分がそれを知る」のである。 順番は以下のようになる。

(1)未来での悲劇を体験→未来の自分が「逃げ出す」→未来から、心だけが現在に戻ってくる→現在の自分が「未来を視た」と感じる

また、この能力で過去に戻ることができる。この場合は以下のようになる。

(2)現在での悲劇を体験→現在の自分が「逃げ出す」→現在から、心だけが過去に戻ってくる→過去の自分が意識を取り戻す

 

まず、(1)について着目する。

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この能力は未来の事象が先に決まる、つまり、未来の不運を「確定」して、避けられないものにしてしまうものである(以後、心を過去に戻すことを、「未来を確定する」と表記する)。悪い未来が確定して、避けられないものになり、ほかの可能性が消えてしまうため、鳴瀬一家はこの能力を嫌った。瞳もこの能力を嫌い、ゆえに口癖のように「過去を懐かしむ暇もないくらい楽しむ」と言っていた(ちなみに、瞳が、この鳴瀬家の能力について、『夏を楽しめばいいのよ』と小鳩に伝えている。このことから、この能力は夏限定で使えるものとして把握してよいだろう)。

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しかし、(瞳が知ってか知らずか、というか、瞳が「夫が死ぬ未来を確定させた」のか)しろはの父親が亡くなってしまった。その悲しみでしろはは夏を楽しめなくなり、鳴瀬家の能力を知る。夢の中でしろはは、七影蝶に『あいにいける……力があるよ……』と教わったのだ。それを母親に伝えたら、母親は失踪してしまった。

(未来がわかるというのは必ずしも悲劇ではないようだ。しろはルートでは、自分の幸運を「予知」している。未来のしろはが、恋人関係になるときに恥ずかしさで「逃げ出した」のかな?)

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次に(2)過去に戻る能力について。

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(1)と同様に考えると、この能力は現在の悲劇が確定してから「逃げ出し」、過去に戻る。つまり、現在の不運が「確定」して、避けられないものにしてしまうものである。上のように、通常の鳴瀬家の女性は、過去に戻ってもやり直せるわけではない。瞳としろはと、西暦2000年に来る前の羽未は、過去にもどる力はあるにもかかわらず、過去改変はできず、悲劇を何度も受け入れざるを得ないという、因果な話である。

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ただし、うみが西暦2000年に来たあと、この能力に変化が起きたのか、必ずしも『おなじみらいをたどる』ことはない。

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うみが西暦2000年に来たあと、羽依里にはいくつかののルートがある。蒼ルート、鴎ルート、紬ルート、しろはルート(通常)、ALKA TALEなどである。このように、うみのいる、西暦2000年にはどうして「異なる可能性」があるのか。考察の進行上、ここでは書けないのであとで再考する。

 

なぜ羽未はPocket編で七海と名乗ることになったのか?

「七つの海」は、鴎ルートで言われたような「全世界の海」の意味ではなかろう。そのような描写はなかったため。

 

羽未は「海」を超えてきている。しかし、その「海」は実際の海ではなく、時間を越えるときに通る「記憶の海」である。ALKA TALEの終わりのシーンでは、『膨大な記憶の海を越えていく』という表現がある。「七つの海」というのは、「羽未の時間をも越えた永い旅路」を示す言葉であろう。七海という名前はここから派生する。

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(↑羽未が実際に旅してきたと思われる「海」)

ゲーム起動時のモノローグでは以下のような文言が流れる。

ずっと昔 小さな頃 永遠みたいな夏を、駆け回っていた 

家族と 友達と どんなに遊んでもやることは尽きなくて 

太陽はそんな毎日を、まぶしく照らし続けてくれた 

いつの間にか、そんな思い出は記憶の彼方へ 

ただ、あの日、まぶたに感じたまぶしさだけは、覚えている 

あのまぶしさを探して、僕は飛んでいた 

小さな羽で、大きな海をわたろうとしていた 

かなたに、小さな影が見えていた 

海のうえに、ぼんやりと浮かぶ影 

あぁ 目指した場所はもう少し もう少しで、たどりつける あの夏に 

このモノローグで、小さな羽を持つ、「僕」は羽未であろう。彼女が、「影法師さん」に出会うまでの旅路で実際に「(記憶の)海」を通っている。

また、ALKA TALEのエンディングテーマの『羽のゆりかご』に以下の歌詞がある。

『七つ海越えて 旅の終わり 見つけたら』

何度も、「海」を越えて、ついに『旅の終わり』Pocket編に移ったのである。

七海につきまとっていた七影蝶は何?

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(↑「バタフライ」エフェクト)

七海がよく見た七影蝶とはいくつかの会話がある。

『いいの?』

七海『決めたんです』

『あなたは分かっていない』

『消えるということを』

『なにもかもから、忘れられるということを』

『それがどういうことか』

『どんなに哀しいことか』

『あなたは分かっていない』

この蝶は七海を構成している七影蝶のうちの一人であるとされている。しろはの七影蝶なら七海のこの行動を許さず、より真剣に止めるだろうし、セリフ回し的に羽依里のでもなかろう。確証はないが、白羽の伝承で蝶になることで、他の全てを失った瞳かと思われる。「失った」ことのある瞳だからこそこの懸念は抱けたのではないか。

ノローグの「影法師さん」は誰?

しろはなのか、瞳なのか長らく迷っていたが、おそらく瞳。

4ルートをクリアした後のモノローグでは、『なんとなく、影の形がはっきり見える 僕は少し考える この人を、知っている気がする 誰だったかな どうしても思い出せない』とある。また、Pocket編の最初のモノローグでは、『あの人が誰だったのか 僕は思い出そうとしている だけど、思い出せそうで思い出せない』ともある。

一方、前項で説明した、Pocket編で七海が過去改変しようとするのに対し、瞳が忠告しているシーンでは瞳の七影蝶についてこう述べている。

f:id:awatake9:20180819013743p:plain『どこかで聞いたような声。ずっと昔なのか、最近なのか。記憶が戻ったはずなのに、思い出せない。なのに、不思議と怖さは無かった。』

もしこの蝶がしろはなら記憶の戻った七海は思い出せるはずである。ここで思い出せないということ、そしてモノローグと瞳の七影蝶についての七海の所感の類似性から、影法師さんは瞳だと判断した。

しろはルートでうみはなにをしていた?

しろはルートでは、蝶番の儀の前に、羽依里が蝶に誘われ、御神木のもとへ行き、そこでうみと出会う。ここでうみは何をしていたのか。

このシーンでは、うみがまだ幼児化しきっていないとき(「鷹原さん」「羽依里さん」呼びの時)は少し迷ってただけと言い、怒っているそぶりを見せた。しかしうみの幼児化が進んだころ(「おにーちゃん」呼び)は『ちょっと、おさんぽ……』と言い、寂しそうなそぶりをみせた(寂しそうだった理由は間違いなく、しろはに会い、母親としたいことができなかったからだろう)。

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着目すべきなのは、これを最後に、うみは「帰る」ことと、もう一つ、羽依里が溺れているとき、うみの声が聞こえていることである。

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声『……』

『誰かの声が聞こえた。』

これはうみの声で「こっち……」と言っている。このシーンの描写はALKA TALEを思い起こさせることからも、羽依里は水中で羽未の蝶へ手を伸ばしていると考えられる。うみが羽依里たちを助けようと働いているのは確かだろう。羽未と蝶の群れの働きにより、しろはによって固定化された、羽依里、しろは、堀田の三人が溺れる未来が、羽依里としろはの二人が溺れる未来に、わずかに変化したのかもしれない。

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やはり、うみはしろはルートの最後で、羽依里を救うため、そしてそのあと「帰る」ため、あの御神木の領域にいたと考えられる。

この考察を裏付けるものとして、ALKA TALEでは羽未が溺れたシーンで七影蝶はでてこない。ALKA TALEでは羽未は溺れている当事者で羽依里を助けることはできないため。

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普段のうみは、そして「帰った」後のうみは何をしていた?(推測込)

「帰った」後のうみについては鴎ルートとPocket編を比べることでわかる。以下二枚が鴎ルート。うみが「帰った」後、羽依里はしろはに会って、ひげ猫団の旗を描くように依頼している。

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一方、Pocket編では、このシーンを七海が大切な思い出として幼いしろはに教えている。

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このタイミングにはうみは「帰った」後であるが、「帰った」後のこともうみは知っているということは、うみはどこかで(七影蝶になって?)羽依里を観測していたということになる。そのあと、本当に過去に戻ったのだろう。

また、普段のうみについても、Pocket編の思い出を渡しているシーンから推察できる。

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上のシーンはしろはルートであり、このシーンにうみはいないが、Pocket編では大切な思い出としてしろはに教えられている。やはり、普段からうみは羽依里を観測していると考えるべきだろう。まとめると以下のようになる。

通常ルートのうみの動き

  • 朝:朝食を作る。ラジオ体操に行く。
  • 昼:羽依里を観測する。羽依里はうみに気づかないがうみは羽依里を見ていることから、うみが蝶になって羽依里を見ている可能性もある。たまに羽依里が昼間に家に戻ってくるときは、自宅に羽依里より先に戻る。蒼ルートなどで、普通に虫取りなど遊びに行っていることもあるようだ。
  • 夜:夕食を作る。風呂に入る。少し羽依里と話す。
  • 最後:鏡子さんに「帰る」と言う。しばらく羽依里を観測した後、空門の御神木のある神域から、影法師さんのいる神域へ。影法師さんとのモノローグのあと、過去に戻る。

(ひょっとしたら、うみが各ルートで羽依里を観測していたから、しろはに思い出を伝えられたのではなく、七海を構成する羽依里の七影蝶がしろはに、思い出を伝えたのかもしれないが……)

ALKA TALEでの絵本のラストは?

不明。わざと不明にしてある。

個人的には、『蝶は静かに眠りにつきました。みんなは悲しみ、涙が雨になりました。』「その雨の後、大きな虹がかかりました。その色は昔の蝶の色と同じでした。その虹が眠った蝶に色を戻し、眠りから覚ましてくれました。」とか想像した。

一応、内部データによると、『蝶は静かに眠りにつきました。みんなは悲しみ、涙が雨になりました。』『 雨が止むと蝶は大きな虹になっていました。世界を包むようなとてもきれいな架け橋です。みんなが見上げてありがとうと言いました。』であるらしい(未確認情報)。

しかし、『みんなが見上げてありがとうと言いました』ということは、みんなが蝶(=羽未)のことを覚えているという前提に成り立つ。しかし、ALKA TALEでもPocket編でも羽未は記憶から消えていく存在である。この絵本はこの時点でALKA TALE編、そしてPocket編の羽未の末路をにおわせるために最後まで読まれていない。

羽依里の能力について

まず羽依里について。羽依里は、以下の3つの能力がある。

  1. 他の世界の記憶をわずかに持つ、「へじゃぷ」の能力

    この能力は多くの人が推測しているであろう。説明不要かもしれないが、一応、Pocket編の例を示しておく。

    Pocket編ではしろはとすれちがう時に大きな喪失感を感じていた。また、蔵掃除の後、『やっとお力になれてよかったです』と話している。

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    『やっと』という言葉は他の世界で蔵掃除をほとんどしなかったことを、ほんの少し覚えていたからこそ出た言葉である。

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    蔵掃除ができたのも、他の世界での記憶がわずかに存在したためであろう。蔵の中にある「ツムギが祖母にあげたぬいぐるみ」「藍を救う手掛かりの古文書」などは、この世界の羽依里には「なぜかわからないけど大切なもの」として感じられただろうし、こういった記憶は蔵掃除に少なからず寄与したと思われる。

  2. うみが渡った「海」を感じる能力

    7/29の寝る前にその様子がある。

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    このシーンでは海の波の効果音がかかっている。Pocket編で羽未に出会うシーンでも同様の効果音がかかっているし、『なつかしい』といった描写からも、この海はただの海ではなく、羽未の通ってきた「海」と考える方が適切だろう。

  3. 羽未の憂鬱な経験を夢で見る能力

    羽依里には、また、大人になった羽依里が羽未と二人暮らしをしている頃の夢を見ることがある。以下ALKA TALEにて。

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    f:id:awatake9:20180819005028p:plainこの夢では羽依里の視点ではなく、羽未の視点である。

以上3つの能力は別々のものとしてとらえても良いだろうが、あえて一つにまとめるとすると、羽依里には、羽未の経験を追体験する能力があるとなるだろうか。羽未が鳥白島で感じたことを羽依里もわずかに感じることができて「へじゃぷ」となったり、うみが越えてきた「海」を感じられたり、羽未の経験を夢で見たりできるのだろう。蒼と藍が双子の特殊能力があったように、羽依里と羽未にも親子の特殊能力として、この能力があったのかもしれない。

鏡子さんの能力について

そして、鏡子さんについてだが、鏡子さんには羽依里以上に、他の世界での記憶を保持できる可能性が高い。なぜなら、鏡子さんは明らかに、通常ルートプロローグで羽依里と出会う時と、Pocket編ラストで羽依里と出会う時で態度が異なっている。以下三枚が通常ルートプロローグの鏡子さん。

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f:id:awatake9:20180802002344p:plain通常ルートプロローグでは、鏡子さんは羽依里をすぐには認識できておらず、また羽依里を過度に意識して緊張している節がみられる。

しかし、Pocket編では明らかに羽依里への対応が異なっている。

f:id:awatake9:20180802002907p:plainこちらでは羽依里をすぐ認識している。これは、鏡子は他の世界で羽依里と会った記憶を持っているからと結論するのが妥当であろう。

瞳と白羽について(推測込)

残されたしろはとしては、母親が父親に「あいにいった」可能性を考えていたが、これは考えにくい。ALKA TALEとPocket編はテーマが母と娘の話だからこそ、ここで瞳とその夫の話ではなく瞳としろはの話と考えよう。瞳はしろはを救うため、白羽の伝承で失踪した。

白羽の伝承について、鏡子さんは以下のように述べている。『女の人が小さな蝶になって、愛する人に会いに行くお話』『その人は愛する人に会うため、蝶になることによって、他の全てを失う』『(海に飛び込んだとき、しぶきが)羽みたいに女性をとりまいて』『女性は蝶になって飛んでいった』とのことである。この『蝶』は七影蝶との解釈でいいだろう。

白羽の伝承により七影蝶になった瞳はどうなったのか。白羽は波の比喩とされていたが、さすがにそれだけで済ますのはよくないと思われる。Pocket編には七海の持っていた白い羽があるのだから。

ALKA TALEのラストシーンで白い羽が活躍する。

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ここで、『馴染みのある声』とあるように、うみはしろはの声を聞いている。

『どうしても会いたくなったら』

『これを使うの』

『これは、私の羽』

うみは何回も時間を行き来した副作用でみんなの記憶から失われてしまった。しかしALKA TALE最後では上の写真にあるように、失ったうみの体をいろんな人間の七影蝶で補填し、あの子(しろは)を救うために、「羽」を使い、しろはの幼かったころへ戻った。物語で「羽」と言うと、やはり瞳の白羽の伝承と、七海の持っていた白い羽を思い出す。

これは推測だが、瞳は白羽の伝承で羽を手に入れた七影蝶となり、その羽をしろはに渡した(相続)と考えられる。そして、その羽をさらにしろははうみへ渡す(相続)

祖母からの羽をしろはを介して受け取り、その羽を使って、しろはを救えたから、また、影法師さんとして、支えてくれたから、Pocket編で七海は感謝を告げるのである。

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『ありがとう、おばーちゃん……』

 

(ちなみに、「白羽(シロハネ)の伝承」と関連しそうな言葉として、「白羽(シラハ)の矢が立つ」という慣用句がある。この語源は、生贄を求める神の怒りを鎮めるため、人身御供となる少女の家の屋根に白い矢羽を持つ矢を目印として立てたことを言う。もともとは「多くのものから犠牲者を選ぶ」という意味だったが今ではもっぱら「多くのものから代表者を選ぶ」といった前向きな意味に変容している。

女の人が力を得るために、海の神様へのお供えのように、海に飛び込む、「白羽の伝承」と、神の怒りを鎮めるための生贄の儀式で使われる「白羽の矢」で、共通点は多いのが気になる。そういえば、メインヒロインの「しろは」も無理に漢字読みすると「白羽(シロハ)」になる。生贄と関係した名前であろう。父母を失ったのが意図せずに鳴瀬神社の(?)神様への生贄となり、その代償で神が能力を与えたというような解釈もできるかもしれない。)

羽未が西暦2000年に行ったとき、なぜ未来に(しろはルート、鴎ルートなどの)「異なる可能性」が生まれたのか(推測)

上で述べた、羽未の過去に戻る能力の変化について。

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この差はいったいどこからきているのか?

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羽依里は、羽未が自分の生まれていない時代まで遡ったのを、『元々持っていた“心だけ過去に遡れる”という能力が、暴発したのかもしれない。 』と推測している。これが、羽未の能力の変化にも影響しているかもしれない。羽未は崖から落ちていくシーンで蝶に触れる。この蝶が羽未の過去に戻る能力に変化を及ぼし、過去に戻っても、同じ未来をたどらない能力がついたと考えられる。ただし副作用は幼児化である。

この蝶は誰なのか。羽未を救おうとしたのだから、鳴瀬家の七影蝶であろう。しろはか瞳の二択かと思われる。そして、サマポケのモノローグシーンで、「僕」と「影法師さん」の二人が出ており、前述したように「僕」が羽未であり、「影法師さん」が瞳である。このタイミングで人間の羽未と、七影蝶の瞳が出会い、モノローグでの「僕」と「影法師さん」が生まれたと推察したい。

瞳の失踪について二つの説

しろはを救う、つまりしろはが能力を封印したまま生きていくために瞳は失踪した。この失踪について、いくつかの説を考える。

最初は失踪していなかった説

鍵っ子の友人提案。これ聞いた時は天才かと思った。

「父親が亡くなったから父親の分もがんばって娘を支えなければいけない……」最初、そう考えた瞳はしろはを支えるため、一緒に生きていこうとした。しかし、どんなにあがいてもしろはと瞳が一緒にいると、自分の能力で「しろはに悲劇が訪れる未来」または「しろはに未来を確定できる能力がつく未来」を確定させてしまう。おそらくこの悲劇を避けるため、最初はしろはと一緒に暮らしていたのだが、いずれも失敗し、諦め、過去に戻って海に身を沈めて(白羽の伝承をして)「(自分のせいでしろはが悲劇に遭うという)確定した未来」を不確定に戻した。

この説が成立する場合のサマポケ時系列
  • しろは父亡くなったあと、瞳はしろはと暮らす(しろはが「能力」を得ないように見守る)
  • 数年後、2000年に羽依里がやってきてしろはと恋仲に
  • しろは妊娠後、瞳がしろはの死を確定させる
  • 羽未生まれ、しろは死ぬ
  • 羽依里は羽未と鳥白島から出る
  • 13回忌で羽未はこっそり鳥白島へ。羽未が小鳩と瞳からしろはの写真ゲット。羽依里にばれて羽未逃げ出す。(羽未がしろはの七影蝶に触れ)行方が分からなくなったことから、瞳は羽未が過去に向かったと確信
  • 瞳は過去にいったん戻る
  • 瞳の夫が亡くなった後、鏡子に会いに行く。自分がしろはの未来を奪うので、白羽の伝承で死ぬことを決意。この時、羽未についても話し、西暦2000年の羽依里が来る年に羽未と言う子が来るから迎えてくれと依頼
  • 瞳失踪。しろはは「能力」に目覚める
  • 数年後、うみのいない西暦2000年に羽依里がやってきてしろはと恋仲に
  • しろは妊娠後、しろはが自分の死を確定させる
  • 羽未生まれ、しろは死ぬ
  • 13回忌で羽未はこっそり鳥白島へ。羽未が小鳩からしろはの写真ゲット。羽依里にばれて羽未逃げ出す
  • 羽未は七影蝶に触れて西暦2000年へ。別の世界の記憶を保持できる鏡子さんは瞳から聞いていた通り、うみを加藤家に入れる
  • 2000年に羽依里がやってきてしろはと恋仲になったりならなかったり(ならなかった場合、どこかのタイミングでうみは過去にもどる)
  • ALKA TALEでうみはついに母親を知り、満足する。しかし、鳴瀬家の能力がなくならない限り、しろはは絶対に死ぬことに気づく
  • 瞳が手に入れ、しろはに渡された「白い羽」をうみがさらに受け取り、それを用いて、七影蝶の体(七海)を構成し、しろはが「能力」を得る時期まで戻る
  • しろはを救う
  • 最後の力でALKA TALEで作った家族の証、虹色の紙飛行機を蔵へ運ぶ
  • 鏡子は羽依里が来た後、蔵掃除をさせる。虹色の紙飛行機を発見し、「眩しさ」を思い出す
  • 飛行機を飛ばす
  • しろはが虹色の紙飛行機を発見
  • 海でしろはが紙飛行機を飛ばすのを羽依里は見る。大切な何かをを取り戻すため、下船してしろはのもとへ

この説は多くの謎に明快な説明を与えてくれるものだが、矛盾点がいくつかと謎が一つ残る。矛盾点の一つが、鳴瀬家の過去に戻る能力では過去改変ができないが、この説では「最初は失踪しなかった瞳が過去に戻って、今度は失踪する」ことを前提としていることである。瞳も羽未のように「過去に戻る能力が変化した」のだろうか?また、羽未と瞳が顔を合わせているはずだが、羽未も七海も瞳のことをおそらく顔さえ知らない(思い出せない)というのが引っかかる。それと、謎についてだが、鏡子の最後のセリフ『これでよかったんだよね』『瞳』がうまく説明できない。

瞳は本当に、しろはが能力に気づいてすぐ失踪した説

多分一番この説が自然なのだが……。瞳が失踪した理由に説明がつきにくい。また、鏡子さんは「鷹原羽未」を「加藤うみ」として招く必要があるが、どうやってそれを知ったか説明がつかないため、おそらく鏡子に別の特殊な能力があることを前提とする。 

 

鏡子さんの能力は?(推測込)(その2)

根拠に乏しいが、鏡子さんに、瞳さんの七影蝶を把握し、コミュニケーションを少しだけとれる能力があることも仮定したい。突然加藤家にやってきた「うみ」と名乗る女の子も、その体に宿る瞳の七影蝶に気づいて、親友瞳の運命に深くかかわる人物だと見抜き、この少女を「加藤うみ」として迎え入れた。Pocket編で、羽依里が鳥白島で蔵掃除していたときに鏡子と会わなかったのも、鏡子が瞳の七影蝶と会話していたからかもしれない。

鏡子さんはうみに瞳の七影蝶がついていることから、しろはの娘かと推定し、さらにうみが「羽未」という名前で、「羽」が共通していることから羽依里の娘かとも推察できたかもしれない。もしくは瞳の七影蝶がうみが羽依里としろはにとってとても大切な人だとほのめかしたのかもしれない。

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上はしろはルートにて。二枚目の写真で、うみは『よく羽依里君の話をしていた』が、その内容は『秘密』としている。もし、この『秘密』とが「羽依里が羽未の父親」という話なら(これ以外の話ならわざわざ『秘密』にする必要はない)、鏡子は羽未が羽依里の娘であることを知っている、もしくは推察していると考えられる。羽未は自分から「羽依里が自分の父親である」という話を鏡子にするはずはないから。 

Pocket編の鏡子さんと七海の会話について(推測込)

鏡子さんと七海の二回の会話を考える。

  • 一回目の会話:瞳の失踪数日前、白羽の伝承を聞きに来た。瞳はぱわふるで人生を楽しんでいた。曰く、「過去を懐かしむ暇もないくらい楽しむ」
  • 二回目の会話:白羽の伝承をもう一回。どうして伝承では愛する人に会う手段が「蝶」なのか、「鳥」のが速くていいじゃないのかについて、過去も未来も行ける翼は不自由(籠の中)で、会いたい人に会うためには会いたい人との距離を小さくするほかに、会いたい人と同一の時間軸を共有しないといけないと示唆。その話とは矛盾するが、過去に戻る力があったら使う。「(島のこと調べれば何かわかるかなとは言うけれど)あなたは全部知っているはずだよ」「私とこんな話をするのは、はじめてじゃないから」

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「あなたは全部知っているはずだよ」「私とこんな話をするのは、はじめてじゃないから」というのがめちゃくちゃ不自然である。一回目と二回目の話で共通しているのは「白羽の伝承」のみで、「はじめてだよ」と突っ込みたくなる。

これも推測に過ぎないが、鏡子さんの『その目は不思議と、僕を見ている様で違う場所を見つめているように感じた。まっすぐ、懐かしむような視線僕のに向け続ける』という描写から、七海ではなく、別の人間と会話しているつもりだったと捉えた。この別の人間とは、『懐かしむ』という描写から鏡子と仲の良い人間、つまり、瞳と推察される。瞳が失踪数日前に尋ねたお話を七海がたまたま再び尋ねたため、島の伝承に詳しく、七影蝶などにも知見のある鏡子さんはあえて、瞳に話しかけるつもりで、『あなたは全部知っているはずだよ』『私とこんな話をするのは、はじめてじゃないから』という表現をしたのかもしれない。「まっすぐ、懐かしむような視線を僕のに向け続ける」という表現も狙って作ってあるのだろうか(前述したように、七海を構成する七影蝶の中に瞳がおり、また鏡子は瞳の七影蝶を認識できると仮定している)。

羽未が最後に蔵に虹色の紙飛行機を運んだ理由

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上はしろはルートの写真。羽依里としろははともに、似たような心の傷を持っていた。だから、羽依里はしろはに声をかけた。

しかし、七海がしろはを救った後、もはやしろはは過去のトラウマを克服し、羽依里のみ傷心している。故に二人は通常なら仲良くなることはない。

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羽未は、そして瞳は、羽依里としろは、二人が出会うはずないと理解していたに違いない。だからこそ羽未は最後に、ALKA TALEの世界で作った紙飛行機を、しろはが救われたPocket編の世界に運んだ。結ばれるはずのない二人に接点を作ろうとしたのである。

鏡子の最後の意味深なセリフ(推測込)

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七海が失われ、最後の力で蔵に虹色の紙飛行機を運んだ後、瞳の七影蝶は鏡子のもとへ行ったと推測する。そして、瞳の七影蝶は、羽依里が来たら蔵の掃除を手伝わせてくれと伝える。瞳は、しろはに心の傷がないため、羽依里としろはが結ばれることはないことも、しろはと羽依里が二人一緒にいる方がしろはは幸せになれることもわかっていた。

そして、今の世界で二人を結ぶものは、ALKA TALEの世界で作った虹色の紙飛行機だけ。それを羽依里に発見させるために瞳は鏡子に、羽依里に蔵掃除させるよう依頼した。一方鏡子としてはその真意を測りかねて、夏休みを羽依里に無為に過ごさせたように感じて「これでよかったんだよね」「瞳」と心情を吐露したと考えられる。

瞳はなぜしろはを置いて失踪したか?(推測)

しろはを、「未来を確定させる」という呪縛から解き放つため。瞳は、何世代か後には鳴瀬家の能力を持つものは必ず、夏の悲劇から逃げて、過去に戻ってくるだろうと信じていた。その時に自分が七影蝶の体でその人を西暦2000年まで送ればしろはを救うきっかけになると考えた。

この説が成立する場合のサマポケ時系列
  • しろは父亡くなったあと、瞳は失踪して七影蝶化。しろはは能力に目覚める
  • 数年後、2000年に羽依里がやってきてしろはと恋仲に
  • しろは妊娠後、しろはが自分の死を確定させる
  • 羽未生まれ、しろは死ぬ
  • 13回忌で羽未はこっそり鳥白島へ。羽未が小鳩からしろはの写真ゲット。羽依里にばれて羽未逃げ出す
  • 羽未は七影蝶に触れて西暦2000年へ。鏡子さんはうみの中の瞳に気づき、うみを加藤家に入れる
  • 2000年に羽依里がやってきてしろはと恋仲になったりならなかったり(ならなかった場合、どこかのタイミングでうみは過去にもどる)
  • ALKA TALEでうみはついに母親を知り、満足する。しかし、鳴瀬家の能力がなくならない限り、しろはは絶対に死ぬことに気づく
  • 瞳が手に入れ、しろはに渡された「白い羽」をうみがさらに受け取り、それを用いて、七影蝶の体(七海)を構成し、しろはが「能力」を得る時期まで戻る
  • しろはを救う
  • 最後の力でALKA TALEで作った家族の証、虹色の紙飛行機を蔵へ運ぶ
  • 七海の体から解き放たれた瞳の七影蝶は鏡子に、羽依里が夏休みに来たら蔵を掃除させるよう依頼
  • 羽依里が来て蔵掃除。虹色の紙飛行機を発見し、「眩しさ」を思い出す
  • 飛行機を飛ばす
  • しろはが虹色の紙飛行機を発見
  • 海でしろはが紙飛行機を飛ばすのを羽依里は見る。大切な何かをを取り戻すため、下船してしろはのもとへ

時の編み人とは?(推測込)

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しろはルートの謎として、『時の編み人』という言葉がある。羽依里が嵐の海の中のしろはを救おうとするシーンで、しろはが別の人に憑依されたのか、次のようなセリフを言う。

『私は……』

『私達は時の編み人』

『異邦の少年』

『いくら求めても、無理だよ』

『たとえ、この夏に巡り逢えても』

『それだけのこと』

『私達はただ編み続ける』

この発言からいくつかのことがわかる。まず、『私達は時の編み人』から、少なくともしろはと羽依里が『時の編み人』であること。『異邦の少年』から、話者が鳥白島出身であること。『いくら求めても、無理だよ』から、話者が、ここでしろはを救っても、いずれしろはは羽未を産む時亡くなると知っており、また羽依里にはしろはを完全には救う能力がないと理解していること。『たとえ、この夏に巡り逢えても』という表現から、『この夏』のみならず「別の世界の夏」でもしろはと羽依里は巡り逢うと話者が知っていること。

この「話者」は誰なのか?未来のしろはが、自分の死と羽未について理解した後、過去に戻ってきていると捉えられなくもないが……。その場合、『異邦の少年』ではなく、『羽依里』と呼ぶ気がするし、このシーンで話したことをしろはが忘れていたのも気になる。どうも瞳の七影蝶に溺れてる時に触れ、それで瞳がしろはに憑依しているように思える。ここの話者は未来のしろはか、瞳かは悩ましい所だが、私は瞳説を推したい。

時を『編む』とはどういうことか。一般的に「編む」とは、「作る」と似た言葉として使われる。「セーターを編む」「文集を編む」など。『ただ』という表現からあふれでるむなしさも加味して考えると、『私達はただ編み続ける』とは、「私達はただ、同じような時間を作り続ける」、つまり、「夏休みの籠の中に閉じ込められて、夏休みを何度も繰り返している」ということを示しているように感じられる。

こうして考えると、『時の編み人』とは、「ループし続ける時を作るだけの人」となるかと思われる。ALKA TALEやPocket編では羽未がループから脱却しようとしているから、もはや羽依里もしろはも『時の編み人』ではないので、この言葉が出なかったのだろうか。

造語「アルカテイル」とは?(推測込)

いくつかの説がネットに上がっている。

  • 「ある夏の物語」の前半を音読み、後半を英語にして「アルカテイル」という説
  • 中国語文法で「児化」のことを日本語で「アルか」と呼ぶため、羽未が幼児化していくことを「アルカ」で示すという説
  • ラテン語で「蓋のついた箱」を示す"arca"という言葉があり、「アルカテイル」は「蓋のついた箱、つまり籠の中の物語」を示すという説
  • イタリア語で「方舟」のことを"arca"で示し、「海」を渡っていくうみを「方舟」に見立てて(?)、「アルカテイル」が「方舟(羽未)の物語」を示すという説(これは正しくないと公式が明言しているという未確認情報もあるが……)
  • 「あるかない」「あるいている」の二つの言葉と「アルカテイル」の差分が「いない」となり、羽未がしろはと一緒にいないこと、もしくは瞳がしろはと一緒にいないこと、それかうみがいなくなることを示すという説

いずれもこれと言って誤りはないように思われる(しいて言えば、"arca"と"alka"をつなげるのに若干の無理がある気がする。言語学は初心者だが、経験上ある単語の"C"が別言語で"K"となることはよくあっても、"R"が"L"になることはあまりない気がするのでarcaとalkaをつなげる発想が少し日本人的すぎる。日本のゲームなので文句はつけないが、気になる)。

私は、作中のうみが時間を越えた旅をするシーンで流れる名曲、"Twinkle of Alcor"が関与している説について推したい。

  • "Twinkle of Alcor"の"Alcor"が「アルカ」と関わる説

"Alcor"の読み方は「アルコル」または「アルコア」である。後者だと「アルカ」に近い。

この星は、日本では「死兆星」として有名である。アルコルは四等星だが、北斗七星を成す二等星の「ミザール」の近くにあるため、目が衰えてくると「ミザール」しか見えなくなり寿命が近いと考えられていた(ある漫画のせいで見えると死ぬと思われがちだが、本当は見えなくなると死期が近いと示すものである)。

アルコルの語源は二つ考えられている。以下wikipedia引用。

  • アラビア語で「かすかなもの」という意味の al Khawwar に由来するという説[1][6][10]
  • 元々 ε星に付けられていた al-jaun (黒い馬、または黒い牡牛) という名称が、西洋で g星の名称として誤って伝わり、それがラテン語化されたときに訛って Alkor となったとする説[2][6]。この説では、本来の名前は「忘れられたもの」「拒絶されたもの」を意味する سها (Suhā) だったとしている[2][6]

アルコル - Wikipedia

前者について、"al Khawwar"はちょうど「アルカワール」といった発音になる。「アルカ」との関連性が一段と強くなったように思われる。写真にも写らず消えて行ってしまううみのことをはかない、「かすかなもの」と捉えることは難しくない。

後者については「忘れられたもの」という部分が気になる。うみがALKA TALEでどんどんみんなの記憶から失われていったことを思い出さずにはいられない。 アルコルは、うみのことを指しているとしてもいいのではないか。

 また、「ミザール」についてはwikipediaに以下のように書かれている。

視力の良い観測者であれば、ζ星のすぐ脇に暗い星(4等星)があるのが分かる。この星はアルコル (Alcor) またはおおぐま座80番星と呼ばれる。この2つの星はしばしば馬と騎手に例えられ、またアルコルを見分けられるかどうかが昔から視力の検査に用いられてきた[9]

ミザール - Wikipedia

輝きの度合いから、二等星「ミザール」を騎手と、四等星「アルコル」を馬と捉える。「アルコル」を先ほど「うみ」と捉えたが、ならば「馬(うみ)」の行く方向をコントロールする、「騎手」は誰なのか。ALKA TALEで絵日記を描かせた羽依里とも捉えられる。あるいは、白い羽でPocket編への行き道を示したしろはだったり、羽未が崖から落ちるときに救い、羽未を過去に行かせた瞳とも解釈できるかもしれない。

ALKA TALEは"Alcor"の物語、つまりうみの物語とも言えそうである。

ステラリスプレイ日記その5

14世紀、明国を襲った倭寇は、生活のための略奪を生業としていた。「お金が無くなった。仕方ない明に行こう」といった形である。足利義満豊臣秀吉が海賊行為を禁止したせいで、また明国の海防強化のせいで倭寇は消えてしまった。だがその魂は、海賊王としてのその魂は、クリーナーたちに受け継がれている。戦争は新たな戦争のために。統合ヴァンダーカルテルくん、きみはこの間、我々のエモノを途中で奪ったね。その時は仕方なく許したが、今になって腹が立ってきた。なあに、許してやるとも。あなたの国家全国民の命と引き換えにね!パパパパパウワードドン

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と、凄んでみたものの、兵力を置いていない方面からの逆侵攻を食らっている。国境沿いの煮ても焼いても食えないゴミ星系がどうなろうと知ったこっちゃないが少し面倒だな。このまま敵戦力が我が国の植民地に行かないように軍艦を作る。ぬかったわ……。

しかし、主力を置いている方面は負けなしである。今や軍事力23kにも及ぶわが国最強の艦隊で敵艦隊のお葬式である。いつの間にか我々は掃除屋から葬儀屋にジョブチェンジしたようだ。ダーマ神殿行ってないのにな。掃除と葬儀、どちらも同じ意味だと言われたら返す言葉もない。

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次の伝統は「覇道」を選択。戦争に強くなる。実は難易度漸増の設定を採用しているので、相手はだんだん強くなるため、中盤にこの伝統をとることでバランスをとる。今戦っている統合ウィンダーカルテルは確かにザコだがこれから先中堅国連邦を相手にするとなるとさすがに厳しいかもしれない。戦争に強くなるボーナスは必要である。

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ザコだザコだと相手を馬鹿にしてたら敵が中に食い込んできたぞ。私のプレイングではプレーヤーの自由戦力はたいてい国境沿いにおいているため、中に食い込んでくる敵に弱い。あーもーめちゃくちゃだよ。即席の急増艦隊で対応できたが、相手がもう少し強かったら植民地を奪われていたかもしれない。

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あ、プレイ日記その1で見つけた、1200万年前のミミズ国家について、調査がようやくおわった。調査の結果、母星系がわかったぞ。すぐに調査船を向かわせる。

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母星割れてるぞこれ。ひえー。反物質装置の爆発が原因らしい。どうもこのミミズ系民族は「高次の知的生命体の気晴らしとしてわれわれは存在している。この高次元生命体による支配(シミュレーション)から抜け出すには自分たちの集団自殺(同時切断)しかない」と考え、その思想に殉じたらしい。この手の設定はSFとか哲学とかでたまに見かけるし、そうなんじゃないかと思う時があるなあ。私はたまに、3次元存在の我々が2次元の本を「書く」ように、4次元存在が我々を「書いた」結果我々は存在しているのかもしれないと感じることもある。たぶんそういう思想の潮流から、竜騎士なら魔女たちの上位世界を、宗教家なら宗教を作るんだろうな。まあそんなことはどうでもよくて、ステラリス世界にはおそらくたぶんまさかそんな超次元存在がまさか絶対にいるわけがなく、この国家はムダな滅亡をしたということで。大切なことは統合力が25か月分と、物理・社会・工学研究が1月分ちょいもらえたことだ。滅んでてくれてありがとう。さらに星系には資源山盛りでウハウハである。

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海賊船団発見。「古き守護者」「傷ついた・ベテラン」「ヤング・ブラッド」とかいう名前で厨二心がそそられる。海賊としては最強クラスだが倒せないこともなさそうなので隣国を滅ぼしたら相手してやろう。

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滅ぼしたので海賊討伐じゃ。敵はゲリラ戦がうざかったもののメニメニな数のパワーの力で摩滅させた。さ、次は海賊じゃ。と思って海賊も倒したが特に面白そうなイベントも起こらなかった。一応資源たっぷりの星系に住んでたらしいから文句は言うまい。

食料が減るまで内政ターイム。いままで言ってなかったが、食われている奴らは不幸を募らせる(そりゃそうだ)。不幸度が高いと資源産出が減り、効率が悪くなる。下手すると反乱を起こすので気をつけないと国の内側からガタつく。この問題を解決するためには主に二つの方策があり、一つ目が「影響力を用いて巡回ドローンを動かす」というものである。おそらくドローンで銃をつきつけ、「あなたは不満を抱いていませんか?ニッコリ」というような質問をしてまわるのだろう。これは由緒正しい問題解決法で、20世紀のジョルノ・ジョバーナ(と勝手に私が呼んでいる)のアル・カポネも「優しい言葉に銃を添えれば、優しい言葉だけの時よりも多くの物を手に入れられる」と言っている。影響力資源に余裕があればこれでよい。二つ目が「不満分子をばらばらにする」という手法である。単純に不満分子を強制移住させまくって1つの植民地の不満をすべての植民地で受け持つall for one的解決策である。多少の不満では資源産出にデバフがかからないので大変よろしい。本来強制移住には金がかかるのだが異星人はクズ以下の存在なので金がかからないぞ。この二つのハイブリッド政策を使って慎重に内政を回している。時間がかかるのが玉に瑕。

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次はどこを攻めるか悩んだ。上の地図で、同じ色であるところ(サビル政府とフルブララヴ共和国、シン宇宙連邦とハイセアン独立同盟)は連邦を作っており両国を同時に相手にせねばならない。どちらの連邦にケンカを売ろうか迷ったがサビル政府が最近軍拡をしているらしいのでこっちを攻めよう。なあに、負けることはたぶんないしこの戦争が終わったら結婚しよう。余裕あるから田んぼの様子見てくるし交響曲を9曲ほど作るか。

ステラリスプレイ日記その4

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上と下の図を見てほしい。上は食料が有り余っている。下は食料が足らなくなったので収穫に向かっている。相手は栄光エクイニアン皇国。最初の戦争の時に滅ぼさなかったほうだな。後で調べて分かったのだが、この民族は死の星の居住性が高く、放射線をものとせず暮らしている。生物学的に大変興味深いのでぜひとも食ってみよう。カービィみたいにコピーできるかもしれない。死の星カービィとは厨二チックでいいなあ。スマブラ参戦に乞うご期待。おいそこのお前、「死の星に住んでいる生物を食ったら放射性物質が体に入ってパンデミックになる」だって?気にするな!(ジュラルの魔王ボイス)そもそも我々の存在自体が銀河のパンデミックである。我々は汚染に苦しむことで、我々以外は食われることで苦しみを分かち合う。「苦しみを分かち合う」と書くとジャンプ漫画のような美しい感動展開を期待しがちだがこのゲームに放射能汚染という概念は基本ないのでただ相手が搾取されるだけであり感動もクソもないのであった。

さあて戦争の様子だが、楽勝である。そもそも、洋ゲーのストラテジー一般に言えることだが、戦争前に勝敗はほとんど決まっている。相手よりたくさんの兵士を用意すれば勝てるのだ。ヤン・ウェンリー風に言うなら、敵に倍する兵力を持っていても兵力の運用を誤ると惨敗する。兵力を集中させること、兵力を素早く動かすことこそが戦争を勝つため、特に侵攻のためには肝要である。我が軍もヤン提督にならい、全兵力を栄光エクイニアン皇国との国境方面に向け、また移動速度に大幅な差が出ないよう旧式の艦は最新のスラスターにアップグレードして各個撃破の芽をつぶしておく。また南を攻撃している間に、西の統合ウィンダーカルテルから攻めてこられると困るので、そっち方面には星系軍港を作っておいた。宇宙港より軍事力が高く、多少は抑止力になるだろう。

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今やわが軍は軍事力15kにも届きそうである。相手はせいぜい5kであり、損害がほとんどない。豊臣秀吉も戦では常に相手の三倍の兵力を用意していた。この戦法が正しいことは歴史が示している。

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ああそうだ、前回滅ぼした物質主義のAI(すでに名前は忘却の海に沈んでいる)の首都のところに造船所が4個もあった。これは4隻いっぺんに軍艦が作れることを意味する。蛮族国家から宣戦布告されて、急ピッチで造船所を作ったけど軍艦量産まで間に合わなかったという像を想像するとちょっとかなしいな。恨み言は地獄で聞こう。もっとも物質主義のおまえらが精神主義みたいに天国とか地獄とか信じているのかは甚だ疑問ではあるが。

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居住性20%の星が二つある星系がある。これ以上コロニーを増やしても……感はあるがどうせ時間はあるし、二つともテラフォーミングで大陸型惑星に変えよう。このゲームでは植民地を星系ごとに数えるので同じ星系に複数住めるところがあると有利である。例えば、二つの星系に一つずつ住める星があって、両方に植民地を作ると植民地二個のカウントだが、上写真の星系のように一つの星系に二つ星があると、二つともに入植しても植民地一個の換算である。コロニー数が統治能力を超えると月ごとのエネルギー生産と影響力に大幅なデバフがかかるため、後者のほうがカウントが少なくてベターなのである。

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あ、忘れてた。ワームホール航法の研究が終わってワームホール調査をしたぞ。西の端にあるハイセアン独立同盟につながった。これで西の端に攻め込むことができそうだ。宇宙のロマンはすべて戦争へ。そういえばこないだトランプ大統領が宇宙軍創るとか言ってたけどどうなんだろう。レーガン大統領のスターウォーズ計画はgdgdな結末を迎えたけどあれから30年以上たってるしワンチャンとか思ってしまう。ロマン大好き人間なのでギャンブルするなら宇宙軍ができるほうに賭けたい。

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そして、「辺獄」とかいうロマンをにおわせるスペシャルプロジェクトが発生。調査したところ、ある星に何らかの大災厄が起こり、不死を望んだその星の人々が脳をデジタルスキャンして三進数コードにしていたことが分かった。選択肢は二つでほっとくのとニューラルパターンをダウンロードしておくものがある。前者のほうが工学研究がたくさん獲得できるが後者がいいに決まっておろう。ひょっとしたら何かのイベントでこのニューラルパターンを使うことがあるかもしれない。このニューラルパターンで自我を持つロボットとか作れたらロマン極まれり!って感じだな。物質主義国家ならそういうイベント起こりそうだが集合意識ではどうなのか。

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伝統も順調に「同期」ボーナスをすべて開放した。アセンションパークでは「銀河規模の戦力投射」を選択し、指揮官の艦隊指揮上限を20、国家の艦隊保有量を80隻、増加させた。ここまできたら銀河を蹂躙するのが使命であろう。銀河の異星人諸君にプロポーズ!君と一緒ならどんな困難も乗り越えられる。一緒になろう。

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どうでもいいけど栄光エクイニアン皇国は掃除した。死の星にいる生命を卍銀河クリーナーズ卍が「汚物は消毒だ~!!」したあたりまさしく世紀末だな。とか思ってたら現在西暦2289年らしく名実ともに世紀末だった。ヒャッハー!どうでもよいが名作『北斗の拳』ではヒャッハー!は雑魚の使う発言であり敗北フラg……おや、誰か来たようだ。

ステラリスプレイ日記その3

なんとかPCを初期化したりセーブデータをサルベージしたりして再開にこぎつけたぞ。やったね。

 

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ヨンダリムを滅ぼしたところから再開。戦争も終わったことだし、さあ軍拡だ。戦後すぐに次の戦争に向けた準備をしているというのは太平洋戦争後のアメリカを感じさせる。まああの国と違って我が国は構成員が文句を言うことはないがな。ジオンの精神が形になったのがノイエ・ジールだとするなら、クリーナーの精神が形になったのが我々、卍銀河クリーナーズ卍なのだ。

 

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プレイ日記その1で見つけた、どこの国にも属さない敵艦隊を破壊し西へ領土を広げる。と、すぐに物質主義のAIと遭遇。ベルマコサ連合というらしい。物質主義は研究速度にボーナスがつき、ほっとくとサイボーグになったり機械知性生命体を作ったりと強敵になる。どうもさっき戦った栄光エクイニアン皇国や、我が国の南のサビル政府と仲が良く、移民条約とか結んでやがる。このまま防衛協定をされると敵対勢力として見過ごせぬ力を持つのは必定である。その前に銀河から抹消するとしよう。ちょうど異星人を食い尽くして食料産出がマイナス40/月とかになってるから、ここでガソリン補給をしておきたい。仮想敵国としておこう。まあこの国に非敵国などないのだが。

調査船が宇宙のアメーバ的な奴に破壊された。心配いらないよナナリー。あらかじめ調査船の中の人間は避難誘導を済ませておいたからね。とか言いつつ新しい調査船の建造と死んだ科学者の代わりを雇う。

最後の晩餐は済んだかね?宣戦布告。「貴帝国は、我が国の固有の国民が考案した我が国の固有の特許を取っている我が国固有の研究をさも自分で開発したかのように振舞っているではないか。許せぬ。オリジナルの力を見せてくれる!」もちろん植民地をたくさん作ったせいで我が国の研究に周回差の遅れが出ていることは百も承知である。

戦ってみると、どうもこの国は内政に鉱物資源を回していたらしい。うぅぅわぁよわぁい!たまに星系港のアップグレード版である星系軍港があり、手を焼くがそれでも軍事力6kにまで軍拡した我らの敵ではないな。ボコボコパラダイス略してボコパラ。あぁそうそう、相手の方が技術面でこちらより遥かに進んでるから、スペースデブリからバカにならない量の研究ボーナスが出てきて、研究技術の遅れを取り戻せたよ。盗んだ技術で走り出す 行く先も解らぬまま 暗い宇宙の帳の中へ〜

 

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戦争中、さらに3つの国と遭遇した。写真上のシン宇宙連邦と、下のハイセアン独立同盟は西のはしっこの国である。多分ワームホール経由で我々に気づいたのだろう。真ん中の統合ウィンダーカルテルは、今我々と戦争しているベルマコサ連合の隣国で、排他平等主義とかいうちょっとよくわからない政体を持っている。ベルマコサ連合とすっごく仲が悪いフレンズのようだ。

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戦争に戻ろう。あまりに相手がザコいのでひたすら進軍する。攻撃!爆撃!占領!攻撃!爆撃!時に補給!占領!とやってたら相手が残り5星系くらい、植民星2つにまで成り下がった。このまま滅ぼしてやろうと思ってたら、統合ウィンダーカルテルベルマコサ連合に戦争を始めやがった。漁夫の利を狙う形での宣戦布告である。人のえ……カモにちょっかい出すのはやめてくれないか?

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統合ウィンダーカルテルと、我が国とで、初の(おそらく最初で最後の)共同戦線で敵の星を占領。デュエルマスターズで言えばボルバルザークとアルカディアスが小さな勇者ゲットに攻撃しているような胸熱展開である。我が国か統合ウィンダーカルテルか、どちらがアルカディアスでどちらがボルバルザークなのかと思ったあなた。お答えしようどっちもドルバロムだ。請求権の関係か、はたまた相手が先に地上軍攻撃したからか、タッチの差で惑星の領有権は隣国に移って萎えた。このまま隣国に宣戦布告したら領有権を奪い返せる可能性こそあるが、戦線が拡大しすぎると南2国が漁夫の利を求めて参戦してきた場合少々面倒なことになるのでまだしない。もともと3国間を同時に相手にしないための戦争(栄光エクイニアン皇国は前プレイレポで戦ったので和平期間にある。ここで統合ウィンダーカルテルに宣戦すると和平期間がきれる公算が非常に高い)をしているのだから、ここで宣戦するのは得策ではないだろう。これは貸しにしといてやる。後で返せよ。そして……

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ベルマコサ連合ポーランドのような分割を食らい撃沈した。食料産出もマイナス40/月だったのがプラス292/月にまで増え万々歳である。

 

ああそうだ、伝統も一応のせておこう。書くタイミングがいまいちわからず最後にまとめちまった。

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戦勝前に拡張をコンプしてアセンションパークを一つゲットした。アセンションパークは、伝統のうちの一つをすべてゲットすると得られるボーナスである。アセンションパークを開放していくにつれて強いボーナスが選べるのだが、最初はあまり強いものは選べない。というようなバランス設計のはずだが、アセンションパークのうちの「技術的卓越(研究速度10%アップ)」は明らかに序盤とるべきであろう。これを選ぶ。他にも直轄星系を増やすものなどがあるのでそれを次は選びたい。

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「拡張」の次に選んだのは「純血」の伝統である。異星人を食う時に大幅なボーナスがつくのでこのプレイングでは優先度は高い。このボーナスの目玉は左下の「自然の序列」というもので、異星人を食うと統合力が得られる。まあ異星人を食うことで「あぁ^~心がぴょんぴょんするんじゃぁ^~」となって国家の団結度が高まりさらに伝統が得られるということで筋は通っている。AI文明が多い設定なら拡張より優先すべきかもししれない。

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「純血」もすべてゲットし、アセンションパークで直轄星系を5つ増やしたぞ。

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戦争もだいぶ終わったところで3個目の伝統「同期」を選ぶ。「同期」は採用だけで人口増加速度25%アップという、このプレイングの中盤には最高の伝統である。人口増やして鉱物プラントを作り、得た鉱物でさらに軍艦を作るんだよ。

といったところで今回は終了。更新ゆっくりだがまあしょうがないね。

ステラリスプレイ日記その2

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隣国ヨンダリム王国からの宿敵宣言で再開だ。宿敵宣言というのは仮想敵国にたいして「おまえなんで息してんの?」と聞くことで、影響力と呼ばれる、領土拡張や特別な政策に必要な資源を手に入れる行為である。学校で例を挙げるなら「今日からお前をいじめることにしたわ」と宣言した、いじめっ子が友達や先生から褒められるようなものだ。冗談じゃない!こんないじめっ子のいるようなところに一緒にいられるか!俺は自分の星にこもるぞ!どうでもよいがムカついたので、外交画面で「侮辱」を選択。多分内容は「いーけないんだいけないんだーwwwwせーんせいにーwwいっちゃーおーーwww」的なヤツである。

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ちょうどそのころワームホールも発見。SFらしさがどんどん増してくるな。銀河のカナタから敵が突然コンニチハ♪してくることがあるのを除けば便利だ。戦術的価値は非常に高い。敵国にあるのでしっかりぶんどろう。ワームホール航法の研究後は長距離の移動に役立つ。あと南の二国のさらに南に国家が見つかったがとりあえず無視。我が国の軍事方針は「遠攻近攻」つまり、近くをまず食べて、遠くを後から食べるというものだ。近づくものすべて傷つける通り魔国家、クリーナーズはこちら。滅ぼされたければいつでも言ってくれ!

 

アルファケンタウリの植民地の一つでイベント発生。

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アルファケンタウリに前に来た入植者がテラフォーミングを途中でやめていたということが分かった。選択肢は二つで一つがこのまま先駆者がしていたテラフォーミングを進めてみる。二つ目がテラフォーミング自体を研究する。一つ目はバクチすぎる(砂漠型惑星とかになったら居住性がめちゃ下がる)ので当然二つ目を選択。単純計算で158か月かかるテラフォーミングの研究が6か月くらいで済んだ。やったぜ。あとで気になって過去のセーブデータをロードして、一つ目を選んだところ、海洋型惑星(居住性60%)がツンドラ型惑星(居住性20%)になって大笑いしてしまった。

ちなみにテラフォーミングを途中でやめた弊害で、しょっちゅう地震が起こるようになり、復興義援金を求めるようになったぞ。当然無視。無視するとむこう10年間幸福度が下がるのだが、いくら「地震:人民の幸福度マイナス」の効果がつこうと、再三書いている通り我が国には幸福度という概念そのものが存在しない。人の命が安い国はやりやすくていいなあ。

 

さて、じゃあ宣戦布告だ。「我が国の歴史文献によると、あなた方の居住する星系は我が国固有の領土である!これより我が国固有の星系の解放戦争を始める!」以上、宣戦布告全文。ひどい言いがかりだ。

Stellarisの戦争において、「敵自由戦力の殲滅」が最も重要である。敵軍事力は概算で我が軍の2倍いる。ランチェスターの法則をご存知の方はよくわかると思うが、近代戦において、戦いは数だよ兄貴。

仮に、兵器性能がおなじで110人の敵軍と100人の自軍が戦うとしよう。素人や初心者は、戦闘終了後、敵軍が10人残ると考えがちだが、これは古代戦の場合である。近代戦では敵軍が46人も生き残るのだ。ステラリスの戦闘は明らかに後者の部類に近い。敵より少し軍事力が低いというのは数値以上に致命的である。ただし宇宙艦隊はある程度交戦開始から時間が経ったら「緊急FTL」を使うことで戦線離脱ができるため軍事力の高い方も莫大な戦果を挙げるのは難しい。

何が言いたいかというと、我が軍の方針は「軍事力が相手より高いところで戦う」ことにある。現在、国境付近の宇宙基地は星系港までアップデート完了しており、ミサイル砲台を2門配備している。コルベット艦隊を全軍ここにおけば、侵攻してきた敵軍の軍事力を超えることが期待できるのだ!敵軍がやって来るまで我が軍はヒマぐらしのアリエッティを決め込み、敵が来たら星系港のミサイルとコルベット部隊でオ・モ・テ・ナ・シする。汚いなんて言わないでくれ。自然界でもクモ🕷などの陰キャが実践している格調高い戦争法であるぞ。

この方法は敵がなかなか侵攻してくれないことがあるのが欠点だが、戦争である以上いつかは攻めて来る。今はまだ急がなくていいので軍拡しつつまったり待とう。「動かざることいしのなかにいるが如し」と武田信玄も言っている。古事記にもそう書かれている。

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なんやかんやで敵戦力を丁重におもてなしした。それなりに被害を受けたが、まあ補給港が近いし問題ない。軍国主義の奴ら(栄光エクイニアン皇国)と争うとこちらも被害が増えそうなのでヨンダリム王国から狙おう。

 

敵戦力をとりあえず撤退させた後はヨンダリム王国の陣地を切り取りに行く。現状我が軍は大体2k、つまり2000くらいの軍事力を持つ。敵の前哨基地は軍事力200以下、星系港は高々軍事力1000なのでどんどん陣地が切り取れるぞ。星系港は占領した後艦隊修復つまり補給拠点になるのでさらに陣地を攻めることができる。というのを繰り返してたら、ヨンダリム王国が「艦隊戦力:劣等」になっていた。これなら楽勝で攻め込める。たぶん。

そして敵の植民星を見つけた。かねてより作っていた地上軍を呼び寄せる。このゲームでは艦隊戦力同士の宇宙戦と、地上軍を用いて植民星を奪うための地上戦に分かれている。宇宙軍は植民星に軌道爆撃を行い、十分防衛軍を弱らせてから地上軍を送り込む。

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制服完了。これでこの星は我が国のものだ。この星を占領していた宇宙人から食料が8つ分出ているのがわかるだろうか?これはこのタイルの生物を食っているのである!うう〜〜んこの香りたまんねえ〜〜甘〜い醤油の香りが食欲をそそるぜ。もっと占領星系を増やして食料備蓄に回そう。

さして妨害もなく戦争を続ける。栄光エクイニアン皇国(軍国主義の方)は全く攻撃していないが、ヨンダリム王国は後1星系にまで追い込んだ。こっちを攻めてる間栄光エクイニアン皇国は全く助けに来なかった。自国の安寧のために防衛協定先を売ったな?昼ドラ的なラブラブ防衛協定から裏切りである。昼ドラだからしょうがないね。いい気味だ。ヨンダリム王国からしょっちゅう和平を求める使者が来たが当然完全無視である。

しかし我が軍も戦争疲労度が100%を超えた。このゲームでは戦争疲労が100%になると、厭戦のせいで二年後に自動的に和平条約が結ばれてしまう。その前にヨンダリムの存在そのものを消してしまわねばならない!急いで地上軍を敵首都星に向かわせる。自動和平まで二週間前、すんでのところで敵首都陥落!おめーの星ねぇから!ちなみに二週間前というと長いと思われるかもしれないが、このゲームでは通常速度で1秒に1日たっているため14秒前に勝ったことになる。あぶねえなオイ。

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ようやく敵も攻めてきて、このままでは自国領が切り取られそうだが、敵の戦争疲労度も高いので和平交渉に持っていき終わり。これから10年間は和平期間で、その国とは戦争できないぞ。通常はね……

この戦争によりもともと600くらいだった我が国の戦力は軍拡で合計3k(3000)くらいに、食料備蓄は300くらいだったのが最終的には5000(カンスト)に、食料産出は月に+1から月に+118くらいになったぞ。食料産出が増え、人口増加速度に大幅なバフがかかり万々歳だ。さらにさらに、食料備蓄500を使って社会政策、ドローン運動を使い人口増加のスピードをさらに上げる。人口爆発じゃよ!余剰食料が多いので、農場もぼちぼち鉱山や発電所に置き換えた。異星人たちを食い終わったら食料不足になるのは火を見るより明らかであるので、別の星の異星人を食べるための軍拡をしよう。異星人にとってはウルトラ害悪国家だが、国民を食べさせるためにはしょうがない。クリーナーのリーダーの名前は多分トラバントかネサラだな。俺は俺の民にとって良い王…それでいい。他の奴にどう思われようと構いはしない。トラバントにちなんで最大艦隊の名前はグングニルにしておこう。多分力と速さと守備が10くらい上がる。

といったところで今回も終了。完結するといいねえ。だがまあまあ軌道に乗って来ている。軌道に乗っていない点といえばPCがブッ壊れて再インストールの必要があるというくらいだね。いちおうセーブデータはサルベージ出来たが、家のクソザコwifiではstellarisの起動の準備完了まで2日くらいかかるらしいぞ。更新遅れるねぇこれは。

ステラリスプレイ日記その1

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さあプレイ開始である。われらがクリーナーズは地球を支配する文明だが宇宙レベルだとゴミのように小さい。まだ銀河400星系の一つでしかないからだ。これから志向も国力もゴミのような我々クリーナーズが世界を占拠するのだ。楽しみだろう?

最初に持っているのは調査船一隻、建設船一隻、ザココルベット艦隊のみである。基本的には調査船で近くの星系へ偵察し、そのあと建設船で宇宙基地を作って領土を広げ、星の上に研究基地や採掘基地を作るようにする。これの繰り返しだ。探索を始めよう。ちなみに今軍拡すると軍の維持費と艦船製造費で内政が死ぬので戦争前まで軍拡はしないことにしよう。大丈夫、この宇宙は平和で安全さ。海賊なんかまさかいるわけない。まさかね?

 

上の星系(アルファ・ケンタウリ)に行った調査船、住めそうな惑星を2つも発見する!名作ストラテジーcivilizationシリーズでは勝利条件として有名なこの星だが、太陽スタートだと(確か)必ず居住可能な惑星があるのだ。しかも2つの星どちらもなかなかのサイズ。やったね市民!ここで一生死ぬまで働けるよ!まだ資源が足らないからゆっくり植民しよう。

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アルファケンタウリ、どうも地質構造が不安定で、さらに強い磁場があるらしく居住性と幸福度にマイナスがかかっている。だがそんなの関係ねえ俺は住むぞ。集合意識の特徴として、幸福度という概念がない。他の志向を選ぶと、例えば奴隷は幸福度が低く資源産出にマイナスがかかるといったことがあるが、幸福度のない私たちには関係ないね。居住性が低いと若干人口増加にデバフがあるが後で社会政策で打ち消す。居住性と言えば、後半には放射能汚染のひどい、「死の星」でも行けるし、そこで不幸問題は一切発生しない。こいつらならアウシュビッツにでも住める。

このゲームでは入植には良い点と悪い点がある。だいたい簡単にいうと、入植しまくるとエネルギーや鉱物などの資源はたくさん手に入るようになるが、研究のスピードが遅くなり、また社会基盤の整備に時間がかかるようになるのだ。これによりアホみたいに入植をするのが必ずしも強くはない。超大国が必ずしも最強国とは限らないのである。内政充実のためにも無理な入植ダメゼッタイ!

 んで、我が帝国の方針はというと、徹底的に入植しまくる。手がねじ切れるような掌返しにはちゃんとした理由がある。この国家では、集合意識の固有能力で人口がひたすら増えやすい。そして人口さえいれば工場を建てたり発電所を建てたりして強大な軍を保てる。人口を増やすためにもたくさんの星系に入植するというわけだ。内政は面倒になったらAIにぶん投げることにしよう。

研究が少し遅れるのは痛いが…。このゲームでは戦闘の後、スペースデブリが出てくる。そのデブリを調査船で解析すれば研究にボーナスが得られるのだ。

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(↑前回のプレイの画像)

少しは研究も頑張るが、例によって重要技術さえ手に入れたらあとは戦争で技術をゲットしよう。パクリ国家樹立!現在の中国とおんなじであるというと嫌な感じをうける方もいるかもしれないが、昔の日本とおんなじというとちょっと許せるだろう?だからすまないが他国民の方々は、戦闘員はわれらの研究に、文民はわれらの血肉に転生してもらう。イナクナリナサイ。

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探索を進めているとアノマリーが見つかることがある。これは従来の科学で説明のつかない謎だったり、謎の飛来物質だったりを調査船で研究するというものだ。最初は時間がかかるものも多いが、研究が終わるとスペシャルプロジェクトが始まったり研究が加速したりする。

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エネルギーが20か月分手に入った。

さらに近隣を調べていると、1200万年前にこの辺りで繁栄していた国家の足跡を発見。

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どうもそのころ地球周辺は体長3メートルのミミズが支配していたらしい。キモッ!環形動物からうけるあの原初的な不快感、恐怖は何なんだろうな。楳図かずおの漫画に出てきそうだ。どうでもよいが、筆者は『漂流教室』しか履修していない。学級委員がサイコパスだったことしか覚えてないぞ。
この1200万年前の文明について調べるスペシャルプロジェクトが始動した。まあぼちぼち探しておこう。ハーフジャパニーズ、出番だ。考古学の任務につきたまえ。断るならドナウ川流域を爆撃するぞ?

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統合力という国家の団結力みたいなのが貯まった。これで「伝統」と呼ばれるボーナスがもらえ、社会基盤を整えられる。civ5を知っている人は社会制度と似たものと思えばいい。わからない方は、まあ国家の団結力が高まることで、戦争向きだったり、拡張向きだったり、研究向きだったり、内政向きだったりといったボーナスが受けられると思えばいい。似た志向を持つ国家でも政策の味が変わる、面白い要素である。

我が国はまず「拡張」を選択。植民地を増やす上でボーナスがつくぞ。「拡張」の中に5つのボーナスがあり、以後統合力が貯まるたびに一個ずつボーナスがもらえる。ある程度「拡張」の伝統をゲットしたら入植祭りじゃよ。

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おや?敵艦隊と出会ったぞ?銀河にはよく、敵対的なものから中立的なものまで、さまざまな異星人の船がいる。上の数値は攻撃と防御の合計値で、軍事力を示している。こういうのは序盤は無視するのが定石だ。実際、相手は合計で自国の12倍の軍事力である。別ルートの探索を進めたい。

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実はこっそり発見していたシリウス星系に入植。ここの次はアルファ・ケンタウリに入植する。

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入植してだいぶたったころに、海賊が生まれていたことを知る。集合意識だからふつう、「おまえはおれ、おれはおまえ」という状態なのに、遺伝子異常で自我を持つものが生まれたようだ。異端者死すべし。昨今の日本社会のように出る杭を討つべくコルベット隊を組織しようとしたら、その前に我が国の宇宙基地にケンカ売って勝手に負けた。いい気味だ。

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海賊基地に向かって海賊のステーションを危なげなく撃破。なんという脆い民族だ。海賊は死ぬことができて、我々は鉱物7か月分とエネルギー14か月分得られてlose-winの形になった。

 

アルファケンタウリにも植民するころ、南に異星人文明があったとの報告が来た。選ばれしグルマンディーズとしては朗報でしかない。どれどれ?

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軍国主義狂信的な精神主義の栄光エクイニアン皇国である。軍国主義は軍艦の連射力が上がるなど、戦争に強い。精神主義は前述の統合力が貯まりやすい。なかなか歯ごたえのありそうな奴らだ。ぜひとも滅ぼして歯ごたえ(物理)を確かめてみたい。

続いて、別の国家も南に発見。やったぜ。異星人は潜在的な我らの食料なのでどんどん出てこい。

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ヨンダリム王国。権威主義狂信的な精神主義である。出てくんな帰れ!やめてけろ~~。これの何がまずいかって、狂信的な精神主義つながりで2国家が仲良くなりやすいことだ。普通だったら2国家が同時に敵にならないように外交的な努力(朝貢とか)をするのだが、集合意識の貪食群体は「宣戦布告」「侮辱」以外の外交ができない。この国家脳みそ筋肉にもほどがないか?言語能力のない浦飯幽助みたいなもので肉体言語(実弾兵器)と霊丸(レーザー)しか使えないぞ。だから滅ぼすしかないよなぁ?我々なりの「コミュニケーション」を教えてやりたい。

はい、心配していた通り、両国は不可侵条約、移民条約、防衛協定を連続で結びました。出会って早々昼ドラばりの(種を超えた)恋愛を見せ始めて困っている。問題なのは防衛協定で、これがあると二国同時に宣戦しなければならない!二国とも、艦隊戦力は現時点で「我が国と同等」である。AIボーナスを考えると「我が国と同等」というのは我々の1.5倍くらいの戦力のことを指しているため、それを同時に相手をするとなると3倍の敵がいることとなる。軍拡の時間だな。幸い、アルファケンタウリに二つ、シリウスに一つ植民地ができたため、鉱物産出がかなり増えている。「生産目標」「発電所の過負荷運転」といった政策をとり、一時的(12年くらい)に発電と鉱物産出も増やした。五か年計画ならぬ12か年計画だ!歳入のほとんどを軍事力につぎ込むぞ!どこのソ連だこの国は?

 

かくして二国を相手にできるだけの軍事力が手に入った。「二国を相手にできるだけの軍事力」というのは敵戦力の半分強くらいのことである。残り半分は「勇気」で補うこととしよう。旧日本軍的で美しいなあ(プルプル)!

 

といったところで今回は終了。ちゃんと完結するといいね。

さあstellarisの時間だ

少々大学で試験が大変だったがついに終わった。少しだけ羽休めにゲームでもしよう。今回触るゲームはステラリス。ハーツオブアイアンシリーズなど歴史の再現ゲームで有名であるparadox社の作品だ。だが今作は歴史モノでなくSFモノで、舞台は宇宙である。いわゆるパラドゲーで、当然面白いぞ。2018年2月に大幅なアップデートがあり、それが賛否両論を引き起こしたせいで最近のsteam評価こそ微妙なものの、4Xゲーム・RTSゲームとしては今最も勢いがあると言ってよいだろう。

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我々人類は長い技術発展の果てに、FTL(faster than light)航法を発見し、宇宙への入植を開始した。宇宙にはどうやらさまざまな生命体がいるらしい。彼らと時に協力し、時に敵対し、時に支配されながら宇宙の頂点を目指すのだ!というのがこのゲームのあらすじである。

https://store.steampowered.com/app/281990/Stellaris/?l=japanese

 

このゲームでは、自分の好きな文明を作ることができる。例えば平和+受容主義の国家で他国との協力体制を敷いたり、物質主義で研究にいそしんだり、軍国+排他主義で領土を拡張したり、精神主義で超次元存在と契約して銀河をめちゃくちゃにしたり、などだ。

そして今回私が選ぶのは集合意識貪食群体である。……うん。そうなんだ。

 

集合意識では、国家自体が生物のように振る舞う。国家の構成員全体が1つの意識を共有しているということだ。まあ戦時中のドイツで国民全員がヒトラーであったぐらいに思っておけばよろしい。ウルトラファシズム!つまりクソだ。

 

さらに貪食群体というのは輪をかけてクソである。貪食というのは簡単に言えば、自国民以外の生物を不適格と見なし、彼らを浄化(食う)する性質のことだ。家畜扱いじゃないかと驚く諸君には誤りを指摘しよう。家畜は遺伝子を残せる!

当然、全ての帝国と出会ったときすぐさま敵対関係になるが、かわりにこの国是を選んでいると内政にも戦争にも大幅なボーナスが受けられる。まあ分からない人は宇宙規模での孤独のグルメを楽しむ程度に捉えていればいい。帝国って男のコだよな。

 

帝国の名前は銀河を浄化(クリーニング)するという意志を込めて、銀河クリーナーズにしておこう。と思ったがこの名前では迫力に欠ける。そこで「卍銀河クリーナーズ卍」に変えた。

種族の特性も自分で決められるが、これは

①素早い繁殖者:人口が増えやすい

②伝統的:社会基盤が整いやすい

③刹那的:寿命が10年普通より短い

④反感:他の帝国から嫌われる

⑤知的:研究がはやい

を選んだ。④のマイナススキルが貪食群体の性質上意味がなくなっている(もともと嫌われてるのにこれ以上嫌われてもいいやろ)。マイナススキルを入れることでプラススキルが多く詰め込めた形だ。

 

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難易度は大将。時間がないので銀河サイズは小さめだ。正直あまりプレイはうまくないのだがご容赦いただきたい。楽しさを伝えるのがメインでスーパープレイなど期待しないでくれ。

 

さあ蛮族タイムの時間だ!途中でぶん投げないことを祈りたい。宇宙で自分の帝国を誇るボンクラ異星人に弱肉強食を教えてやろう。