ステラリスプレイ日記その1

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さあプレイ開始である。われらがクリーナーズは地球を支配する文明だが宇宙レベルだとゴミのように小さい。まだ銀河400星系の一つでしかないからだ。これから志向も国力もゴミのような我々クリーナーズが世界を占拠するのだ。楽しみだろう?

最初に持っているのは調査船一隻、建設船一隻、ザココルベット艦隊のみである。基本的には調査船で近くの星系へ偵察し、そのあと建設船で宇宙基地を作って領土を広げ、星の上に研究基地や採掘基地を作るようにする。これの繰り返しだ。探索を始めよう。ちなみに今軍拡すると軍の維持費と艦船製造費で内政が死ぬので戦争前まで軍拡はしないことにしよう。大丈夫、この宇宙は平和で安全さ。海賊なんかまさかいるわけない。まさかね?

 

上の星系(アルファ・ケンタウリ)に行った調査船、住めそうな惑星を2つも発見する!名作ストラテジーcivilizationシリーズでは勝利条件として有名なこの星だが、太陽スタートだと(確か)必ず居住可能な惑星があるのだ。しかも2つの星どちらもなかなかのサイズ。やったね市民!ここで一生死ぬまで働けるよ!まだ資源が足らないからゆっくり植民しよう。

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アルファケンタウリ、どうも地質構造が不安定で、さらに強い磁場があるらしく居住性と幸福度にマイナスがかかっている。だがそんなの関係ねえ俺は住むぞ。集合意識の特徴として、幸福度という概念がない。他の志向を選ぶと、例えば奴隷は幸福度が低く資源産出にマイナスがかかるといったことがあるが、幸福度のない私たちには関係ないね。居住性が低いと若干人口増加にデバフがあるが後で社会政策で打ち消す。居住性と言えば、後半には放射能汚染のひどい、「死の星」でも行けるし、そこで不幸問題は一切発生しない。こいつらならアウシュビッツにでも住める。

このゲームでは入植には良い点と悪い点がある。だいたい簡単にいうと、入植しまくるとエネルギーや鉱物などの資源はたくさん手に入るようになるが、研究のスピードが遅くなり、また社会基盤の整備に時間がかかるようになるのだ。これによりアホみたいに入植をするのが必ずしも強くはない。超大国が必ずしも最強国とは限らないのである。内政充実のためにも無理な入植ダメゼッタイ!

 んで、我が帝国の方針はというと、徹底的に入植しまくる。手がねじ切れるような掌返しにはちゃんとした理由がある。この国家では、集合意識の固有能力で人口がひたすら増えやすい。そして人口さえいれば工場を建てたり発電所を建てたりして強大な軍を保てる。人口を増やすためにもたくさんの星系に入植するというわけだ。内政は面倒になったらAIにぶん投げることにしよう。

研究が少し遅れるのは痛いが…。このゲームでは戦闘の後、スペースデブリが出てくる。そのデブリを調査船で解析すれば研究にボーナスが得られるのだ。

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(↑前回のプレイの画像)

少しは研究も頑張るが、例によって重要技術さえ手に入れたらあとは戦争で技術をゲットしよう。パクリ国家樹立!現在の中国とおんなじであるというと嫌な感じをうける方もいるかもしれないが、昔の日本とおんなじというとちょっと許せるだろう?だからすまないが他国民の方々は、戦闘員はわれらの研究に、文民はわれらの血肉に転生してもらう。イナクナリナサイ。

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探索を進めているとアノマリーが見つかることがある。これは従来の科学で説明のつかない謎だったり、謎の飛来物質だったりを調査船で研究するというものだ。最初は時間がかかるものも多いが、研究が終わるとスペシャルプロジェクトが始まったり研究が加速したりする。

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エネルギーが20か月分手に入った。

さらに近隣を調べていると、1200万年前にこの辺りで繁栄していた国家の足跡を発見。

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どうもそのころ地球周辺は体長3メートルのミミズが支配していたらしい。キモッ!環形動物からうけるあの原初的な不快感、恐怖は何なんだろうな。楳図かずおの漫画に出てきそうだ。どうでもよいが、筆者は『漂流教室』しか履修していない。学級委員がサイコパスだったことしか覚えてないぞ。
この1200万年前の文明について調べるスペシャルプロジェクトが始動した。まあぼちぼち探しておこう。ハーフジャパニーズ、出番だ。考古学の任務につきたまえ。断るならドナウ川流域を爆撃するぞ?

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統合力という国家の団結力みたいなのが貯まった。これで「伝統」と呼ばれるボーナスがもらえ、社会基盤を整えられる。civ5を知っている人は社会制度と似たものと思えばいい。わからない方は、まあ国家の団結力が高まることで、戦争向きだったり、拡張向きだったり、研究向きだったり、内政向きだったりといったボーナスが受けられると思えばいい。似た志向を持つ国家でも政策の味が変わる、面白い要素である。

我が国はまず「拡張」を選択。植民地を増やす上でボーナスがつくぞ。「拡張」の中に5つのボーナスがあり、以後統合力が貯まるたびに一個ずつボーナスがもらえる。ある程度「拡張」の伝統をゲットしたら入植祭りじゃよ。

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おや?敵艦隊と出会ったぞ?銀河にはよく、敵対的なものから中立的なものまで、さまざまな異星人の船がいる。上の数値は攻撃と防御の合計値で、軍事力を示している。こういうのは序盤は無視するのが定石だ。実際、相手は合計で自国の12倍の軍事力である。別ルートの探索を進めたい。

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実はこっそり発見していたシリウス星系に入植。ここの次はアルファ・ケンタウリに入植する。

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入植してだいぶたったころに、海賊が生まれていたことを知る。集合意識だからふつう、「おまえはおれ、おれはおまえ」という状態なのに、遺伝子異常で自我を持つものが生まれたようだ。異端者死すべし。昨今の日本社会のように出る杭を討つべくコルベット隊を組織しようとしたら、その前に我が国の宇宙基地にケンカ売って勝手に負けた。いい気味だ。

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海賊基地に向かって海賊のステーションを危なげなく撃破。なんという脆い民族だ。海賊は死ぬことができて、我々は鉱物7か月分とエネルギー14か月分得られてlose-winの形になった。

 

アルファケンタウリにも植民するころ、南に異星人文明があったとの報告が来た。選ばれしグルマンディーズとしては朗報でしかない。どれどれ?

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軍国主義狂信的な精神主義の栄光エクイニアン皇国である。軍国主義は軍艦の連射力が上がるなど、戦争に強い。精神主義は前述の統合力が貯まりやすい。なかなか歯ごたえのありそうな奴らだ。ぜひとも滅ぼして歯ごたえ(物理)を確かめてみたい。

続いて、別の国家も南に発見。やったぜ。異星人は潜在的な我らの食料なのでどんどん出てこい。

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ヨンダリム王国。権威主義狂信的な精神主義である。出てくんな帰れ!やめてけろ~~。これの何がまずいかって、狂信的な精神主義つながりで2国家が仲良くなりやすいことだ。普通だったら2国家が同時に敵にならないように外交的な努力(朝貢とか)をするのだが、集合意識の貪食群体は「宣戦布告」「侮辱」以外の外交ができない。この国家脳みそ筋肉にもほどがないか?言語能力のない浦飯幽助みたいなもので肉体言語(実弾兵器)と霊丸(レーザー)しか使えないぞ。だから滅ぼすしかないよなぁ?我々なりの「コミュニケーション」を教えてやりたい。

はい、心配していた通り、両国は不可侵条約、移民条約、防衛協定を連続で結びました。出会って早々昼ドラばりの(種を超えた)恋愛を見せ始めて困っている。問題なのは防衛協定で、これがあると二国同時に宣戦しなければならない!二国とも、艦隊戦力は現時点で「我が国と同等」である。AIボーナスを考えると「我が国と同等」というのは我々の1.5倍くらいの戦力のことを指しているため、それを同時に相手をするとなると3倍の敵がいることとなる。軍拡の時間だな。幸い、アルファケンタウリに二つ、シリウスに一つ植民地ができたため、鉱物産出がかなり増えている。「生産目標」「発電所の過負荷運転」といった政策をとり、一時的(12年くらい)に発電と鉱物産出も増やした。五か年計画ならぬ12か年計画だ!歳入のほとんどを軍事力につぎ込むぞ!どこのソ連だこの国は?

 

かくして二国を相手にできるだけの軍事力が手に入った。「二国を相手にできるだけの軍事力」というのは敵戦力の半分強くらいのことである。残り半分は「勇気」で補うこととしよう。旧日本軍的で美しいなあ(プルプル)!

 

といったところで今回は終了。ちゃんと完結するといいね。